SDGsを実践する企業はマイボトルを推奨!オフィスでは何を飲みますか。

みなさんは仕事のパフォーマンスを保つために心がけていることはありますか。

パフォーマンスを高く保つためには、集中力が切れたり疲れを残したりしないように水分補給が大事です。

日本人は1日に水やコーヒーなどの飲料を2.0L摂取することが推奨されています。

働く男女を対象にしたサントリー食品インターナショナル株式会社の調査では、オフィスで働く人の約4割が、1日に実際に摂取している飲料としての「水分量」は「2.0L未満」でした。

考えられるのは、作業に集中している、喉が乾いていないといった理由ですが、水分摂取を怠っていると作業効率の低下につながるので注意が必要です。

自動販売機を設置していたり、近くにコンビニがあったりする企業も多いですが、環境意識の高い企業は社員にマイボトルを推奨しています。

今回はオフィスでの水分補給について詳しく見ていきましょう。

オフィスでよく飲まれている飲みもの


仕事中のドリンクはコーヒーやお茶、水を飲む人が多いようです。

企業によっては福利厚生で、自由にコーヒーマシンやウォーターサーバーを利用できる場合もありますね。

コーヒーを入れにデスクから離れることで体を動かしてリフレッシュができ、仕事の効率アップも期待できます。

また健康面を気にする方はお茶や水を選ぶ傾向にあります。

水を飲む際、体を冷やさないように夏場は常温の水、冬場は白湯を飲んでいる女性を見かけることも多くなりました。そして2022年には期間限定でコンビニで白湯を販売しているメーカーも出てきました。

さらに環境意識の高い飲料メーカーはラベルレスボトルの商品をラインナップしています。

飲料メーカー各社も様々なドリンクを発売しているので、選ぶ楽しみがありますね。

マイボトルはお財布にも環境にも優しい


ペットボトルや紙コップのドリンクは手に取りやすく、コンビニなどで頻繁に買っている人もいるでしょう。

しかしゴミが出ることからマイボトルを推奨する企業が増えています。

マイボトルを持参する社員が増えると、SDGsに取り組んでいるという企業のイメージアップにもつながります。

環境問題に関心のある人の中には「マイボトルは環境に優しいから使っている」という方も多いのではないでしょうか。

マイボトルを使用することはSDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」と目標14「海の豊かさを守ろう」に貢献しています。

そしてSDGsの実践意欲は、男性よりも女性の方が高いという調査結果が出ています。

つまり女性社員によって社内全体のSDGsへ取り組む姿勢が向上することが予想されます。

さらに女性の活躍については、SDGsの目標5「ジェンダーの平等を実現しよう」にも当てはまり、SDGsの目標達成に近づくのではないでしょうか。

結び


オフィスでの水分補給は、仕事のパフォーマンスを保つためにもとても重要です。

企業の中には社内のコミュニケーションの推進や業務効率の向上を期待して、コーヒーメーカーを設置しているところもあるようです。

その反面、環境問題に関心の高い企業では、SDGsの観点からマイボトルを推奨する傾向もあります。

社内コミュニケーションや業務効率の向上はとても重要ですが、地球環境に配慮した行動も今後の未来のためには欠かせません。

また、マイボトルの持参はゴミを削減するという意識を社員一人ひとりが持つことでき、SDGsの実践意欲が高まることが予想されます。

些細な行動が地球を守ることにつながる、そしてそれを自分が実践しているという意識が社員のメンタルにも良い効果が期待できます。

オフィスでの水分補給からも、SDGsの貢献につなげてみてはいかがでしょうか。



【参考URL】

サントリー食品インターナショナル株式会社|ニュースリリース『オフィスで働く人の水分摂取について調査を実施!』
https://www.suntory.co.jp/

株式会社 Recruit BRAINGATE|コーヒーメーカー設置企業例
https://braingate-recruit.jp/blog/

電通『第5回「SDGsに関する生活者調査」を実施』
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2022/0427-010518.html


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この記事を書いた人

松田加奈子

松田加奈子