失敗しない!オウンドメディア運用代行を選ぶ3つのポイント&費用相場


「オウンドメディアの運用を代行してもらえるって聞いたけど、予算はいくらで組めばいいのかな?」

「オウンドメディアを立ち上げたものの、更新が大変で続けていけるか不安」

「費用をかけるからには、成果を出してくれる代行サービスを選びたい」

オウンドメディアの運用には、SEOなどの専門知識や多くのリソースが必要です。
それを代行してもらえるのですから、運用代行サービスはとても魅力的に感じますよね。

しかし、疑問をお持ちの方もたくさんいるでしょう。

?. 運用代行サービスに費用はどれくらいかかるのか

?. 具体的には何を代行してくれるのか

?. 運用を代行してもらうメリット・デメリットは何か

?. どうやって代行サービスを選べばよいか

今回の記事では上記の疑問を解決します。

ぜひ、失敗しない運用代行サービス選びの参考にしてください。

目次

・オウンドメディア運用代行の業務内容

・オウンドメディアを運用代行するメリット

・オウンドメディアを運用代行するデメリット

・オウンドメディア運用代行にかかる費用の相場

・オウンドメディアを運用代行する際の注意点

・【3つのポイント】オウンドメディア運用代行サービスの選び方

・おすすめ運用代行サービス3選

・まとめ

オウンドメディア運用代行の業務内容

オウンドメディアの運用代行を依頼すると、具体的にはどのようなことをしてくれるのでしょうか。

オウンドメディア運用代行の業務内容としては以下が挙げられます。

  • 戦略設計
  • コンテンツの企画・制作
  • 分析・改善

「どのようにして成果を出すか」をプランニングするところから始まり、コンテンツの内容やサイト設計を考え制作します。

それだけでなく、アクセス数や検索順位などを分析してPDCAを回すところまで運営を代行してくれます。

オウンドメディアを運用代行するメリット


メリット1.適切なSEO対策ができる

SEOとはGoogleなどの検索エンジンでコンテンツを上位表示させるための施策のことで、オウンドメディア運用においてSEO対策は必須です。

具体的には、SEO対策をして検索順位を上位に表示させるには、

✓サイト設計

✓検索キーワードの選定

✓アクセス解析

などの知識が必要です。

オウンドメディア運用代行を利用すれば、SEOに関するノウハウが豊富なプロに安心して運用を任せられます。

メリット2.リソース不足を解決できる

自社でオウンドメディアを運用する場合は、SEOの知識を持った人材がいなければ1から勉強しながらオウンドメディアを制作することになります。

SEOの知識をもった人材がいるのなら、運用を任せても良いかもしれません。しかしオウンドメディアを制作して運用していくには、

 ●問い合わせや資料ダウンロードなどのリード獲得への導線

 ●コンテンツ内容の精査

 ●定期的なコンテンツの更新

 ●アクセス解析・PDCA

などに多くのリソースを割かなければならないので、途中でオウンドメディアの運用を諦めてしまうケースも少なくありません。

また、オウンドメディアの運用経験があるのとないのとでは、成果が出るまでの時間が全く違うでしょう。

経験豊富なプロに任せれば自社の人材のリソースを割くことなく、効率的な運用ができます。

メリット3.コンテンツの質を高められる

コンテンツの配信を定期的に継続できたとしても、ユーザーのニーズを満たせないような低品質なものになってしまっては意味がありません。

運用を代行すれば高品質なコンテンツを定期的にユーザーに提供できます。

高品質なコンテンツは直接商品の購入やお問い合わせにつながる可能性もあるので、広告費の削減にもなります。

オウンドメディアを運用代行するデメリット

デメリット1.費用がかかる

代わりに運用してもらうので、当然ですが無料というわけにはいきません。

相場としては約30万~100万円/月額と、依頼する内容や代行サービスによって金額の幅が広いです。

月額50万円として年間で計算すると600万円になるので、高いと感じる方もいるかもしれません。

しかし、自社でオウンドメディアを運用するには1名では業務が追いつかないので2、3名を専任する必要があります。

仮に、オウンドメディア運用の専任者1人あたり30万円の給与を支払っているとします。

そうすると月に60万~90万円給与を支払うことになります。

専任者のリソースがほぼオウンドメディア運用に割かれることを考えると、代行したほうがコストを抑えられる場合もあるでしょう。

デメリット2.ノウハウが蓄積されない

オウンドメディア立ち上げの戦略を練るところからオウンドメディアの管理・分析まで任せていると、自社にノウハウが蓄積されないのはデメリットのひとつでしょう。

例えば新しくメディアを立ち上げることになった場合、また運用代行サービスを利用すればその分の費用がかかります。

複数のメディアを運営したいと考えている場合や、いずれは自社で運用業務を完結できるように内製化したい場合は、運用代行サービスを選定する段階で内製化を支援してくれることを条件に探すと良いでしょう。

デメリット3.代行サービスとのやりとりに時間がかかる

外部に代行を依頼する場合、まずは自社の理念やサービス・商品の特徴を代行サービスに理解してもらう必要があります。

代行サービスが自社のことを理解していなければユーザーのニーズを満たす高品質なコンテンツができるはずもなく、そもそもオウンドメディア運用の戦略も立てられないからです。

代行サービスが自社のことを理解していなければ、オウンドメディア運用の戦略が立てられません。そして戦略なく作ったコンテンツでは、ユーザーのニーズを満たすことは困難です。

そのため情報の共有は非常に重要なのですが、より詳細を伝えて理解してもらうのには多くの時間と労力がかかります。

オウンドメディア運用代行にかかる費用の相場


既述にもありますが、オウンドメディア運用代行の費用相場としては月額30万~100万円程度と幅広いです。

これは依頼する内容や代行サービスの規模によって料金設定が異なるためです。

 〇すでにオウンドメディアを自社で運用している

 〇コンテンツ内容やデザイン等に関する運用改善の相談のみを希望する

 〇記事の執筆のみをお願いしたい

上記の場合は月額10万円以内に抑えられる代行サービスもあります。

 〇1からオウンドメディアを立ち上げ、いずれは自社で運用していきたい

 〇オウンドメディアだけでなく自社のマーケティング全体を管理してほしい

上記の場合は月額100万円程度の予算を組んでおく必要があるでしょう。

オウンドメディアを運用代行する際の注意点

運用の代行サービスだからといって運用をサービス会社に丸投げしてしまうのはよくありません。

丸投げすると、オウンドメディアの方向性が自社の希望と異なってしまい、思うような成果につながらない可能性があります。

そんな事態を防ぐためにも、オウンドメディア運用の目的やどのような成果を望むのかをしっかり代行サービスに伝えましょう。

定期的にアクセス数の増減やCV獲得数(商品購入や資料請求につながった数)などを報告してもらって現状を把握することも重要です。

わざわざ費用をかけて依頼するのですから、最大限効果が得られるようにしたいですね。

【3つのポイント】オウンドメディア運用代行サービスの選び方


選び方のポイント1.予算内でどこまで対応してもらえるのか

自社の許容できる予算内で、運用のどの範囲を任せられるのかを確認しましょう。

運用代行サービスのウェブサイトに料金プランが掲載されていることが多いです。

詳細は聞いてみないと分からないこともあると思います。不安な方は、まずは問い合わせしてみることをおすすめします。

下記のことを明確にした上で、依頼したい運用部分にはどれくらいの費用がかかるのか相談してみましょう。

  • 運用のどの部分を依頼したいのか
  • 自社で決まっている予算
  • 必要に応じて予算を増額できるか

選び方のポイント2.目的に合った強み・実績があるか

オウンドメディア運用代行サービスを利用する目的は、下記にあるように企業によってさまざまでしょう。

●オウンドメディアの企画・政策から運用管理までやってほしい

●運営がうまくいっていないので改善方法が知りたい

●オウンドメディアの運用を自社で内製化したい

運用代行サービスそれぞれに違った強みがあるので、自社の目的に合った強みをもっているかを選びましょう。

また、目的を達成するために必要な部分の実績があるかどうかも重要です。

どのような実績・事例があるのかを調査し、選定の参考にしてください。

選び方のポイント3.コミュニケーションはとりやすいか

オウンドメディアの運用は短期で完結するようなものではないため、運用代行サービスとは中長期的にお付き合いすることになります。

効果的にオウンドメディアを運用するには適宜分析し、改善する必要があります。

運用代行サービスとコミュニケーションをとらないまま運用を任せっきりにしてしまうと、目先のPV数にとらわれて本来の運用目的からそれてしまうということもありがちです。

定期的に分析結果の報告や改善策を提案してくれる代行サービスを選びましょう。

おすすめ運用代行サービス3選

  • 株式会社MOLTS(2022年10月時点)

スタートアップから大手企業まで、事業規模の大小問わず対応してくれます。

株式会社MOLTSによる顧客企業調査の結果では、半年以上プロジェクトを共にした90.1%の企業が「成果を実感した、できそう」と感じています。


  • ナイル株式会社(2022年10月時点)

ライオン株式会社やfreee株式会社など多くの導入事例があり、信頼して任せられます。

ほぼ全てのプランが要相談で問い合わせをする必要がありますが、相談は無料でできますので安心してください。


  • Appmart株式会社(2022年10月時点)

・人材
・医療
・不動産
・EC
・IT系

など幅広いジャンルの実績があります。

運用自体は自社でしている場合であれば低コストでSEOのコンサルを依頼できるでしょう。

まとめ

今回はオウンドメディアの運用代行を検討している方に向けて、

  • 運用代行サービスのメリット・デメリット
  • 運用代行サービスを選ぶポイント・費用相場
  • おすすめ運用代行サービス

をご紹介しました。

自社がオウンドメディア運用を代行する目的や代行を依頼する範囲が、かかる費用の額を大きく左右します。

自社に合った運用代行サービスを選べば、効果的にオウンドメディアの運用ができるでしょう。



【参考・参照URL】

DIGITAL ATHLETE|リスマガ【Web集客の教科書】「オウンドメディアの代行パターンとよくある失敗ケース、代理店の選び方を紹介」
https://ppc-master.jp/labo/2022/04/owned-media-management.html

ナイルのSEO相談室 「失敗しないオウンドメディアの運用代行業者選びとは?費用や注意点まとめ」
https://www.seohacks.net/blog/11366/

ナイルのSEO相談室|SEOコンサルティング サービスのご紹介
https://www.seohacks.net/service/seo-consulting/

Appmart株式会社(アップマート)
https://appmart.co.jp/

マーケティング伴走支援のルネイムトップ|ルネログ「オウンドメディア運用代行会社とは?サービス内容・費用・メリットを解説」
https://www.lunaim.co.jp/lunalog/owned-media-outsource/

プロクルコンテンツ 「オウンドメディア代行業者の選び方とは?選ぶポイントや注意点を紹介」
https://pro-atmedia.jp/media/owned-media-production-agent/#toc12

株式会社MOLTS https://moltsinc.co.jp/

ナイル株式会社 https://nyle.co.jp/


SHARE ON

この記事を書いた人

早乙女 瞳

多くの人事・採用系のメディアで執筆してきましたが、VUCAの時代に奔走する人事担当の方のお悩みは尽きないことでしょう。ご心労お察しします。効果的な採用手法やキャリア関連など、これからの人事に役立つ情報をマーケティングの視点も踏まえながら執筆しています。わかりやすく伝えられるように心がけていますので、私が書く記事で皆さまの負担が少しでも軽くなることを願っています。